ようこそ中国四川省の山旅 日隆−1

2006年7月12日


タカネイバラの仲間  Rosa
    高嶺茨 バラ科 

 カールの底へと向かう急斜面に咲いていた。背丈ほどの木で花をたくさんつけており、 被写体にどれを選ぼうかと迷ったほどだ。昨年の7月に北海道天塩岳にて観察したオオタカネイバラに似ているが、葉の先端がとがっていないのでタカネイバラ の仲間とした。




オオルリソウの仲間  Cynoglossum 
     大瑠璃草 ムラサキ科

  沢沿いのお花畑にアズマギクなどとともに群生して いた。鮮やかなコバルトブルーに感動。茎は1mほどで枝を四方八方に伸ばしていて元気いっぱい、花もいっぱい。日隆から大姑娘山ベースキャンプに向かう途上でも幾度も 群生に出会った。




キジムシロ属  Potentilla  
     雉筵 バラ科 

  オレンジ色の花に驚いた。日本では見たことがない。花の様子がキジムシロ属のミツバツチグリやツルキンバイなどに似ている。この花を観察できたのは、この日隆の牧草地だけだったの で貴重な映像となった。




カノコソウの仲間 Valeriana
     鹿 の 子草  オミナエシ科  

  巴郎山峠でも撮影したが、淡紅紫色の小さな花を密につけているのが美しい。花の真っ盛りで雄しべを元気よく突 き出している。カノコソウには日本で会いたいのだがまだ機会に恵まれないでいる。ここで観察できたのは大収穫。




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