ようこそ鳳凰三山 苺平〜夜叉神峠

2007年8月11日


コイチヨウラン  Ephippianthus schmidtii
 
小一 葉蘭  ラン科 

  南御室小屋を出発して約30分のところの樹林帯に5〜6株咲いていた2001年夏の北ア・蝶ケ岳以来2度目の出会い。その時は赤紫色の唇弁が撮影できな かったが、今回はその美しさを写すことができた。





シナノオトギリ
  Hypericum kamtschaticum var. senanense
     信濃弟切 オトギリソウ科  

  苺平を下ると明るいお花畑が開け、ハナチダケサシ やシロバナニガナ、オヤマリンドウなどとともに観察できた。雄しべが青空に向かって勢いよく広がり、黄色の花のまわりの赤色の蕾が目立って美しかった。



シャクジョウソウ   Monotropa hypopithys
     錫杖草 イチヤクソウ科 

  中国四川省九寨溝でこの仲間に昨年出会い、日本でも見たいと願っていた。今回は燕頭山への登りと、杖立峠手前の2回も撮影する チャンスに恵まれた。写真のように花は下向きに咲き、しだいに上を向くようになり、果実になると直立するそうだ。果実にも会いたいものだ。



バイケイソウ  Veratrum grandiflorum
     梅尅吹@ユリ科  

  針葉樹林帯の樹下に数十株も群生していて、背丈が 1mを越える株の中央部を撮影した。左写真 は黄緑色の花でよく出会うが、燕頭山への登りでは白花種(右写真)にも出会えた。



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