ようこそオーストリアアルプス

2011年7月21日


リンドウの仲間 Gentiana clusii   
  竜胆 リンドウ科    

  このように大きくて、1株に1個の花が咲くものには日本では出会ったことがな い。濃い青色が印象に残る。フランツ・ヨーゼフ・ヘーエ展望台近くのマーモットが生息していた草原に咲いていた。今回の花紀行で観察できたのは、スイスア ルプスのクライネ・シャイデックへ下る途中とここだけだった。



シオガマギクの仲間 Pedicularis kerneri 
     塩竈菊属  ゴマノハグサ科

  パステルツェ氷河とグロースグロックナーの鋭鋒が眺められる遊歩道沿いの斜面もお花畑で、ムカゴトラ ノオやミヤマツリガネソウ、ハゴロモグサ、ノコギリソウなどの仲間とともに咲いていた。フランスアルプスのプラン・ド・レギーユ〜モンタンベールのハイキ ング路でも何度か出会っている。



マメ科アンティリス属 Anthyllis vulneraria   
  アンティリス属  マメ
   

  花の形からマメ 科だとわかるが、日本では見られ ない。今回の花紀行では、フランスのラックブラン、スイスのあちこち、ドイツのイェナー山など、多くの場所で観察できた。鮮やかな黄色に魅せられ繰り返し カメラに収めた。




マンテマの仲間  Silene vulgaris 
    マンテマ ナデシコ科

  ツェル・アム・ゼーからバスで1時間ほど山岳道路を登った所に、お花畑に囲まれたア ルプス博物館があり、この日は霧に包まれていた。30分しか時間がもらえず、急いで見学し、約10分の間に、マンテマ、イブキジャコウソウ、フランスギ ク、トリカブトの仲間など16種類の花を撮影した。霧に濡れたマンテマは咲き始めでもあり生き生きとしていた。


 
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