2014年8月24日
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コガンピ
Diplomorpha ganpi 小雁皮 ジンチョウゲ科 20年ほど前、山の会の先輩に明 神ヶ岳を案内していただいたときに初めて出会った。その 時は1本だけだった。今回は花の盛りに遭遇し、白〜薄紅色の 多様な美しさに感動した。写真の薄紅色の部分は細長い顎筒 でその先端が4裂しており、けんめいに虫を呼んでいるよ うだ。
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トンボソウ
Tulotis
ussuriensis 蜻草 ラン科 湯坂路で久しぶりに観察できた。5年ほど前に見たときは写真撮影に失敗した。今 回は手振れに注意して何枚も撮った。 薄暗い林内に咲いており、淡い緑色をしているので見逃しそうになる。つつましやかなたたずまいが好ましい。
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ネコハギ
Lespedeza pilosa
猫萩 マメ科 鷹巣山登山道脇の荒れた斜面に這うように伸
び、緑色の葉とともに白い蝶形花が目立っていた。上の花びら(旗弁)の基部に紅紫色の斑点を有し鮮やか。三浦半
島でも一度だけしか出会っていない貴重な体験だった。 |
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コバギボウシ
Hosta
albo-marginata 小葉擬宝珠 ユリ科 花は下 部のものから開く1日花だそうで、写真では、最上部のものが開き下部のものは咲き終わっている。開花時 に雄しべよりも雌しべのほうが 先に顔を出して自花受粉を避け ているようだ。開花後も雌しべ の方が長く突き出ている。上か ら2番目の花に見られるように 咲き終わったあとも雌しべの柱 頭は花の外に突き出ている。そ れにしても青紫の花色は気品に みちている。 |