大岡川源流の森が始まるあたりで群生に出会った｡ ヤマフジの花期が終わりかけていただけにクサフジの新鮮な紫色に感動した。高速道路の建設とともに繁殖したものだろうか。
 
 
 
 

　　高速道路に挟まれて残された小高い丘の上に一本だ け咲いている。白い蝶がいっぱい飛び交っているように見える。初めて観察してから５年ほどになる。急な人工の階段を登ったあとに迎えてくれる花なのでいつ までも元気でいてほしい。
 
 
 

　　白色から赤色に変わる花のありようが楽しい。子ど ものころ、花を摘んで密を吸って遊んだものだ。小枝を切って髪の毛にも挿した。そのころをたっぷり思い出させてくれるみごとな咲きっぷりだった。
 
 
 
 

　　小さくて白い花はピントが合わせにくくマクロ撮影 に苦労する。出会うたびに撮っているのだが、むつかしい。雄しべの先端が黒っぽくなっているのは葯を飛ばしたあとなのだろうか。